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ロンドン・レビュー・オブ・ブックス()は、隔週刊のイギリスの書評誌・思想誌。 == 概要 == 1979年、タイムズ紙が労働争議により休刊していた時期に創刊。 創刊時の編集人はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン英文学教授(当時)のカール・ミラー、「タイムズ文芸付録」紙の編集者を務めたことのあるメアリー=ケイ・ウィルマース、イギリスの出版社ジョナサン・ケイプ者で編集者を務めたことのあるスザンナ・クラップ。創刊から半年はニューヨーク・レビュー・オブ・ブックスの付録として発行された〔Grimes, William. "A. Whitney Ellsworth, First Publisher of New York Review, Dies at 75" . ''The New York Times'', 20 June 2011〕。1980年5月から独自発行に移行。主要寄稿者のひとりから「一貫して急進的」と形容される編集方針を続けている〔「LRB(=ロンドン・レビュー・オブ・ブックス)は政治や社会の事件に対して一貫して急進的な立場を維持している」。Alan Bennett, July 1996, in the Foreword to Jane Hindle (editor) ''London Review of Books: An Anthology'', Verso, 1996. ISBN 1-85984-860-5〕。 「タイムズ文芸付録」とは異なり、ロンドン・レビュー・オブ・ブックスの記事の大半は長文で、1号あたり15記事程度である。書評以外の記事も毎号あり、映画や展覧会を論じた短文記事も載っている。政治や社会を論じた論説や記事もよく載っている。 1992年からメアリー=ケイ・ウィルマースが編集主幹を務める。2009年の1号あたり平均発行部数は48,555部〔Media info on LRB website 〕。 タイムズ紙の2010年1月の報道によると、ロンドン・レビュー・オブ・ブックスは2万7000ポンドの赤字を抱えており、ウィルマース家が補填しているとのことである〔http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/books/article6999923.ece〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンドン・レビュー・オブ・ブックス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 London Review of Books 」があります。 スポンサード リンク
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